和歌山の高野山に観光に行ってきました(・∀・)b
そのときに宿泊したのが高野山の一乗院。
宿坊と聞くとお寺で汚いし、微妙というイメージがありました。
しかし、宿坊の中でも特に口コミ評価が高く、料理も美味しくて感動した!などの口コミが多くて、ここなら泊まってみたいかも!と思ったので、宿泊してみました♪
これから高野山の宿坊に宿泊してみようと思っているなら、宿坊選びの参考に読んでみてください(*^^*)
一乗院の部屋
泊まる前に気になるであろうところがお部屋。
ということでお部屋の写真をご紹介です!
今回宿泊したのは一番スタンダードなお部屋になっています。
奥と手前に別れていて、手前には金庫、アメニティなどが置かれています。
部屋には内側からしか鍵をかけられないので、お風呂に入るときに貴重品は金庫に入れて置く形になります。
+2,000円〜の上の部屋だと、冷蔵庫がついていたり、
倍以上の値段のする一番良い部屋だと部屋に檜風呂がついていたりとかなり豪華なお宿に変わります。
できる限り旅館のような感覚を味わうなら上の部屋がおすすめかと思いました!
アメニティ
一乗院にはアメニティも準備されています。
- 浴衣
- バスタオル
- タオル
- 歯ブラシセット
がありますので、専用でタオルを持っていくこともないですので、荷物を少なくできます。
防音は?
一乗院の部屋の防音ですが、さすがにホテルほどという感じではありませんでした。
しかし、障子で区切られているとかではなく、ちゃんと壁がありますので、そこまで声が筒抜けという感じではありません。
横の部屋でテレビを大きな音量でかける、話し声が大きいなどでない限りは十分な防音でした。
実際に1日過ごしていて、横の音が大きくて迷惑だったとは一切感じませんでした。
部屋の前
一乗院のトイレ・洗面
一乗院では基本的には共用のトイレとなっています。
(部屋についている部屋もあります)
各階にあって、部屋から近いのでトイレで困ることはないはず。
中はこのようになっています。
トイレは洋式でウォッシュレットつき。
お寺だから和式だったらどうしよう!って不安な点ではあったのですが、洋式だしかなり綺麗。
トイレで困ることはないかと思います。
トイレ前には洗面所があり、綺麗ですし、紙コップ・シェービングフォームまでおいてある充実ぶりです。
一乗院の料理
一乗院が口コミで高評価を受けている理由の一つが精進料理のおいしさ。
実際に食べてみましたが、精進料理とは思えない美味しさ、ボリュームで個人的にはかなり満足できました。
普通に旅館にいってもここまで満足することはあまりなかったので、美味しい料理を基準に宿坊を選ぶのであれば一乗院はかなりおすすめです!
といっても感想だけではわかりにくいかとお思いますので、実際に食べた料理の写真をご紹介!
見た目にも美しく、料理としてもレベルが高いのがなんとなくわかってもらえるかと思います。
今回のおしながきがこちら。
まずこちらがマスカットのみぞれ和え。
下の方に大根おろしなどが入っていました。
マスカットと大根おろし!?と最初は思ったのですが、個人的には結構好みの味でした(・∀・)b
高野山名物でもあるごま豆腐です。
お吸い物。
私はお吸い物が大好きなのですが、かなり満足。
焼き湯葉、蓮根もち、冬瓜が入っていました。
精進料理の定番「湯葉」。
左下にあるのが豆腐。
食べてびっくりしたのが「からしの量」。
あまりの量で辛くてびっくりしてしまいましたw
精進料理的になにか意味があるのかな?と聞いてみたのですが、意味はないみたい(;・∀・)
どうやら仕入れている豆腐屋さんに遊び心があって、入っていたみたいです。
正直美味しくなるわけでもないので、個人的にこの遊び心はいらなかったかなw
賀茂なすの精進麸射込み。
赤飯でした。
これはいちじくの揚げ出しです。
いちじくの揚げ出しは初めて食べました。
一乗院での朝勤行
宿泊者は朝の6時半〜本堂で朝勤行を受けることができます。
その時間以外は本堂に入ることができないので、宿泊したらぜひ受けるのをおすすめします!
具体的になにをするか?というと、
僧侶の方たちが勤行しているのを見て、焼香をして、最後にみんなで般若心経を読む。
終わった後には僧侶の方の短めの法話を聞いて終了。
全体で1時間程度。
普段は見れない勤行を見られるのは宿坊ならではの体験だったので、個人的には朝勤行を受けられたのが良かったです。
一乗院での瞑想体験
一乗院では一人1000円で瞑想体験を受けることができます。
時間的には朝勤行を終えて朝食を食べた後に8時15分から1時間くらいとなってました。
真言宗では瞑想ではなく、阿字観(あじかん)といって、その中でも初心者向けの「阿息観」を受けます。
上の写真のようなやり方を書いた紙がもらえますので、
帰ってからも思い出して、することができます。
私は普段でも家で瞑想しているのですが自己流でしたが、
真言宗の正しいやり方を聞いて「こういうやり方もあるんだ」と思いました。
朝勤行で早い時間に起きていて眠たいとは思いながらも受けてよかったなぁと改めて。
普段瞑想してなくてもせっかく宿坊に宿泊するなら、受けてみることをおすすめします!
一乗院の御朱印
一乗院でも御朱印をもらえます。
もらったのはこちら。
↓ ↓ ↓
宿泊者の場合は宿泊する日に観光終わりに寺務所へ渡しておけば翌日のチェックアウトのときにもらえます。
料金は宿泊費とは別で300円となってました。
一乗院の中の写真
朝勤行、瞑想などを体験もなのですが、一乗院の中も見学できて見るだけでも楽しい感じでした。
行って見るのが良いかとは思いますが、中がどうなっているのか気になる人向けに一乗院の中の写真をご紹介したいと思います!
一乗院には喫煙所が1箇所ありました。
夜10時以降は鍵が閉められています。
多分自分であければ吸っても問題ないかと思いますが、周りの音もあるので吸わないほうが良いかもしれません。
一乗院から近い観光地
一乗院にチェックインしてから観光を考える場合のために、近くの観光場所をご紹介しておきます!
金剛峯寺
高野山の定番観光スポットである金剛峯寺。
一乗院から徒歩5分程度でいけます。
単純に見るだけであれば2、3分で終わります。
中を拝観する場合は30分程度かかるようで、受付は17時までとなっています。
到着して時間があるなら見学までするのも良いかと思います。
金剛峯寺の御朱印はこちら。
壇上伽藍
読み方は「だんじょうがらん」。
結縁灌頂(けちえんかんじょう)などが行われるのがこちら。
一乗院からは徒歩10分程度。
金剛峯寺に言った後にその足で見に行くのが効率よいかと思います。
こちらの壇上伽藍での御朱印は2つあって、窓口で聞かれますので「2つとも」といえば2つとも押してもらうことができます。
徳川家霊台
一乗院から徒歩10〜15分にあり、
徳川家康、秀忠の霊を祀っている場所です。
入場料は200円。
重要文化財に指定されている歴史ある建造物です。
中自体は特別に大きくなく、霊台が2つあります。
内部公開はされておらず、外から見るだけなので見学には10分もかかりません。
御朱印も受付で出せばもらえます。
「徳川家」と書かれていて、なかなか他にはない感じの御朱印となっています。
女人堂
女人禁制であった高野山に入れない時代に女性が集まっていたという場所である女人堂。
一乗院からは徒歩20分程度かかります。
しかし、徳川家霊台からであれば5〜10分程度で到着します。
徳川家霊台にいったらついでに寄ると時間効率は良いかと思います。
こちらでもらえる御朱印はこちらです。
奥の院
奥の院に関しては徒歩で行くには2,30分ほどかかるので結構きついです。
タクシーやバスを利用すれば5分程度で到着します。
奥の院の見学は時間が2時間くらいはかかりますので、一乗院への到着時間が遅かった場合は翌日に行くほうが良いかもしれません。
奥の院の御朱印はこのような感じ。
高野山の天気は良い
夜中の散歩、観光しているときに思ったんですが、やっぱり標高が800m以上と高い場所にあるのもあって気持ち良い天気でした♪
事前に天気予報で温度を見ていたのですが、大阪などでは36度くらいだったのに、高野山では30度程度。
しかも湿気が少ないせいかカラッとしていて、汗もかきにくいです。
逆に天気的には少し涼しいので、宿坊で朝勤行をするのに起きた6時頃は少し肌寒かったので、半袖だけでは寒がりな人は無理だろうなという感じの気温でした。
朝勤行するときは私服なので、長袖のシャツなどを持っていってのをおすすめします!
高野山 一乗院の宿坊体験の感想
宿坊となると結構修行みたいなイメージが大きかったです。
しかし、実際に一乗院に泊まってみると良い意味で高級旅館に宿泊したような感覚でした。
精進料理、瞑想体験など宿坊ならではのポイントもあり、個人的には大満足。
また機会があれば泊まりに来ようと思いました。
これから行こうか迷われているのなら、おすすめできます。
よかったら一乗院での宿坊体験をしてみてください(*^^*)