私はいくつかwordpressでサイトを運営しているんですが、5回くらいかwordpressのサーバー移行を行ってきたことがあります。
で移行方法はいくつかあって試してみたことがあるんですが、よほど大きなサイトでない限りは無料で移行できて、個人的に一番手軽でこれからもこの方法ですると決めた方法が「All-in-One WP Migration」というプラグインを使った方法です。
こちらのページではこのプラグインを使用した方法を画像を使って解説していますので、これからwordpressのサーバー移行を考えているなら参考になると思いますので読んでみてください。
使用するプラグイン
上でも書いたのですが今回ご紹介する方法は「All-in-One WP Migration」というプラグインです。
wordpressの移行方法を探すと公式のバックアップ、インポートのプラグインを使う方法もあったんですが、個人的にはちょっとめんどくさかったです(汗)
画像が反映されていなかったり、画像ファイルをそのまま移行してもライブラリに追加されなかったり微妙にやりづらかったんですよね。。。
このプラグインなら、簡単に完全に元と同じ状態に戻ってくれたので個人的にwordpressでサーバー移行方法はこのプラグインに決定!!ってなりました♪
細かい説明は置いておいてさっそく実際の使い方について解説していきます。
All-in-One WP Migrationのインストール
まずはワードプレスのプラグインの画面から「All-in-One WP Migration」というプラグインをインストールしてください。
All-in-One WP Migration
↑ ↑ ↑
このワードをコピーしてプラグイン検索すれば出てきます。
表示されているアイコンでいうとこちらです。
インストールしてから有効化しておきます。
現在のwordpressのエクスポート
まず最初にするのが今のワードプレスのエクスポート = バックアップです。
プラグインをインストールすると、wordpressの左側の並びに下記の画像のようにでていますので、「エクスポート」をクリックします。
※サーバー移動する前で、現在動いているwordpressの方でエクスポート作業を行ってください。
すると以下の画面が出てきます。
「エクスポート先」をクリックするとリストが出てきますので、「ファイル」を選択してください。
そうするとエクスポートの準備が進んでいき完了すると以下の画面が出てきます。
出てきたら「緑」で囲まれている部分をクリックするとエクスポートしたデータがダウンロードされます。
ここまででまずは準備が完了です。
このときに容量が500M以上となると有料版が必要になるので、お金を払うか別のプラグインを探すなどしてみてください。
新しいサーバーへwordpressをインストールする
バックアップ作成が終わったら、新しいサーバーへ移動していきます。
wordpressのインストールについての細かい説明はここでは省きますが、簡単に手順を書いておくとこうなります。
- ドメインのDNS設定を新しいサーバーへ向ける
- 新しいサーバーでドメイン設定を行う
- wordpressをインストールする
サイト名などは適当にしておいても問題ありません。
wordpress作成時のユーザー名、パスワードは今のものと同じにしておけば手間が増えないかと思いますので、今と同じ設定にしておいてください。
新しいwordpressにインポートする
新しいサーバーにwordpressのインストールが終わったら、先程バックアップのときに使用したプラグイン「all-in-one-wp-migration」をインストールしてください。
その後にプラグインの「インポート」をクリックします。
クリックした後先程保存したバックアップファイルをドラッグアンドドロップするか、インポートの場所から「ファイル」を選択してファイルを選択します。
このような注意が表示されますので「開始」をクリックしてください。
クリックするとインポートが開始して進捗が表示されます。
しばらく待つと完了のメッセージが出たら一応完了です!
書いてあるように年のために左側のツールバーから「パーマリンクの設定」を2回保存すればwordpressの移行完了!!
サイトがちゃんと表示されているか確認しましょう!!
サーバーによっては別の設定が必要な場合も
基本的なwordpressの移行方法は上記なのですが、もともとのwordpressで記事数や画像の量が多い場合はちょっとサーバーの設定が必要な場合があります。
それはファイルのアップロード上限の変更です。
今回のプラグインでサーバー移動するときにファイルをアップロードするときに下にこのように書かれている場合があります。
「最大アップロードファイルサイズ:30MB」。
今回私が行ったときのファイルサイズは93MBだったので、上限を超えていたんですよね・・・
実際に移行する前に調べたときにそこについて書かれているものがなかったんでちょっとつまずきました^^;
でも安心してください!!w
私がつまずいたので、ここでは説明しておきます!
ワードプレスのファイルアップロードの上限を変更する
このファイルのアップロード上限は実はサーバーで決められています。契約しているサーバーにもよるのですが、X-serverであれば30MB、Hetemlであれば100MB、さくさサーバーだと5MBなどなど。
(実際に画像のアップロード画面や、先程のインポート画面に出ているので確認してみてください。)この上限を変更してあげないとwordpressのインポートができないので、変更が必要になっています。
いくつかのサーバーでのアップロードの上限変更する方法をご紹介しておきますので、参考にしてみてください。
共通して設定するポイント
まず最初に細かい設定方法は除いて、共通してするべきことを書くとこのようになります。
- 「php.ini」の設定で
- 「post_max_siza」と「upload_max_filesize」を
- バックアップファイルのサイズよりも大きくする
意味はわからないかもしれませんが、設定の目的はこれで、それを変えるのにサーバーによって方法が違うというだけです。上記の設定によってwordpressのアップロードファイルのサイズ上限が決まっているのでそこを変更してあげれば復元できるということです。
X-serverの場合
X-serverのサーバーパネルを開き、「php」のところにある「php.ini設定」をクリックします。
その後自分が使用したいドメインを選択すると以下の画面が出てきます。
ここにある2つの数字をバックアップファイルのサイズよりも大きくして保存すれば完了です。
hetemlの場合
まずhetemlにログインします。
右側のメニューの中に「php設定」とあるので、そこをクリックします。
次に設定変更したいドメイン名の隣「バージョン」の部分がモジュール版、CGI版どちらになっているかを確認します。
CGI版であればOKで、モジュール版となっている場合は「CGI版」へ変更します。
(バージョンは現在の数字と同じものを選んでください)
変更が終了したら、更に横にある「設定へ」をクリックすると設定画面が出てきます。
その下の方に「upload_max_filesize」という欄があるので、そこの数字を上げて「設定する」をクリックすれば完了です!!
hetemlの場合、「CGI版のほうが遅くなる」と注意が書かれていたので、wordpressのインポートが完了したらモジュール版に戻してあげるほうが良いかもしれないです。
さくらサーバーの場合
サーバーパネルにログインして、左側にある「アプリケーションの設定」の中にある「PHP設定の編集」をクリックします。
すると以下の画面が出てきますので、中の入力部分に
upload_max_filesize = '100M'
と入力してください。
右側の「100」の部分は自分のバックアップファイルよりも大きい数字にすればOKです。